干潟の生きもの2

a0134952_1621030.jpg
ユウシオガイ Moerella rutila

 鹿児島湾奥の干潟の砂浜を歩くとこのユウシオガイの貝殻がけっこう拾えます。サクラガイの仲間で、大きさが1cmちょっと。貝殻には白、ピンク、黄色などカラフルなバリエーションがあります。地味な貝が多い干潟ではめずらしい、カワイイ貝です。

 このユウシオガイを含むニッコウガイ科の二枚貝の餌は、ちょっと変わっています。アサリやハマグリなど大部分の二枚貝は、水を吸い込んでその中に含まれる有機物を鰓でろ過して餌にしています。しかし、ニッコウガイ科の二枚貝は、水ではなく泥を吸い込んで、そこに含まれる有機物を食べているんだそうです。
 前者は「ろ過食者」、後者は「堆積物食者」と呼ばれています。これに「捕食者」を加えれば、干潟に生息する生物をこの3つでだいたい分けることができそうです。
[PR]
by uroulog | 2010-08-17 20:46 | 動物