ついに木道がなくなりました。もうすぐビーチです。
今更ですが、これまで歩いてきたのは「クイーンズランドの湿潤熱帯地域(Wet Tropics of Queensland)」という世界遺産に指定されている森。そしてこの森と隣接したビーチとサンゴ礁はあの有名な世界遺産「グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)」です。ここは二つの世界遺産が接する珍しい場所なんですよ。
看板によると・・・ジュゴンがいるらしい。10月から5月の間は毒性の強いdeadly box jellyfishというクラゲがでるらしい。死の箱クラゲ。名前がこわい!このクラゲと沿岸に生息するワニが出没するため、このあたりの海岸はほとんど遊泳禁止なんです。この辺りのオーストラリア人は泳ぎたいときはプールかキレイな渓谷なんかで泳ぐんですって。
ヤシの木だらけでいかにも南国の海というかんじ。ヤシの木はもちろん植えているものではなく自然にあるもの。
偶然にもヤシの実の中にアダンの実。
アオスジアゲハに似ているけれど、赤い模様があるところが違います。
モダマだ!漂着物好きにはお馴染みの熱帯に生育するマメ科の植物のタネです。日本では、南西諸島に自生しているモダマのタネが漂着するんですが、私はまだ見つけたことがなかったので嬉しい出会いです。しかし、このモダマはどこからきたものなんでしょう。オーストラリアにも自生してるのかしら。
世界遺産を堪能してお昼ごはん。デザートに食べたランブータン。中身がライチみたいでしょ?