石巻へ

 昔、石巻市にちょっとだけ住んでいたことがあります。




 石巻は、県外からのボランティアを積極的に受け入れていることや、石巻以北の三陸の町よりもアプローチしやすく、仙台を拠点にして日帰りも可能なため、メディアに取り上げられる機会が多いように思います。とにかく、石巻市がこんな形で有名になるとは思いもよりませんでした。

 気仙沼市や南三陸町や女川町なども行ったことはあります。しかし、住んだことがあるという点で、石巻の被害の様子は私にとってはその分衝撃が大きいものでした。

 行っていいものかどうか迷ったのですが、やっぱり気になる。友人にお願いして車を出してもらい、ボランティア活動で使う土のう袋1000枚を車にのせて石巻に行くことにしました。ちょうど地震発生から一カ月がたった日、4月11日でした。

 海沿いの国道や三陸自動車道は、救援車両や自衛隊の車両も多く、渋滞もひどいと聞いたので、内陸の鹿島台経由で石巻に向かいました。道路が割れていたり、うねっていたり、道の状態は良くはありませんでしたが、渋滞はほとんどなく、救援車両もみかけず、思ったよりスムーズに石巻に入る事が出来ました。

 まずは土のう袋を届けにボランティアセンターのある石巻専修大学へ。大学の敷地内には、自衛隊の巨大な車と、ボランティアの方々が寝泊まりする色とりどりのテントが並んでいて、少し異様な雰囲気。大学の建物は外側から見たところ、あまり被害は見られず、水もかぶってないようでした。

 ボランティア活動用の物資を管理していた方に、今一番必要なもの、ほしいものはなんですか?と聞いたら「家」と「休み」という答え。
 現場の生の声。なんの技術もない私には、本当にやれることは少ないんだなと痛感。

a0134952_1547411.jpg
 旧北上川河口付近が見渡せる日和山の上からの様子。奥に残る白い建物は石巻市立病院。
a0134952_15472195.jpg
 陸に船が上がっている。

 山の上にはマスコミ多数。記者の人たちが被害の様子を見に来た人たちにインタビューをしている姿が目につきました。

 日和山に向かうまでに、津波被害のあった中心部の商店街を通りました。船や車が道端に、電柱がありえない形に折れています。住んでいたのはだいぶ前ですが、美味しいもののお店はちゃんと覚えてました。ハンバーグのおいしい釜めし屋、魚がウマイ居酒屋、日本酒の酒蔵、、どこも被害があったようです。また食べたい、飲みたいと思うものばかり。いつか落ち着いたら、また石巻で美味しいもの食べたいなあ。

 帰りは海沿いの国道を通ろうと思ったのですが、石巻市の出口付近で早速渋滞。あきらめて、来た道を戻る。内陸の道はスムーズ。しかし、私を送ってくれた友人が、ウチから友人宅まで10kmほどのはずなのに着くまで2時間もかかったとの事。渋滞おそるべし。7日の大きな余震で動いていたJRの在来線が運休になってた影響もあったと思われます。
[PR]
by uroulog | 2011-04-23 15:41 | その他