初コタマガイ!
鹿児島に来てから毎年やっていますが、振り返ると最初の年が一番とれています→☆(ああ、バカガイがこんなに!ハマグリまで!!)
今でこそ少し分かるようになりましたが、この時は貝の種類が良く分かっておらず、獲れた貝の価値も当然知らず、食べ方も適当で、なんとももったいないことをしたと、毎年この時期になると後悔の念にかられます。
なので今年はがんばって、少しアプローチしにくいところなのですが、この時と同じ場所に行く事にしました。
しかし当日!天気はよいけれどとてつもない強風なうえ、とれるのは
「やあ!」とばかりに片手をあげて機嫌が好さそうにみえるカニさんですが、相当怒っています。カニを持ってくれている人は、カニの怒りを買いハサミで挟まれてしまって、相当痛がっていました。甲羅もとがっていて危ないので、ちびっこは取り扱い注意のカニさんですよー。
コタマガイは、貝殻は見かけても生きているのをとったのも初めてだし、もちろん食べるのも初めてです。ちなみにコタマガイに近い種類といわれるオキアサリは、吹上浜でとれたものを食べたことがあります。
コタマガイは基本的に海水に慣れると水管(写真の先が黒い管のこと)を出していて、人が近づいたり容器を揺らしたりするとひっこめたり。バカガイは水管はそれほど動かさず、足(貝殻の広がった方から少し出ている部分)をいつも出していて、突然すばやくひらひら動かしてみたと思うと、動かなくなったり。二種類ともすごく反応がいいので、見ていて楽しいものでした。このまま飼ってみても面白いかも?と思いつつも、結局翌日にはお吸い物にしていただきました(身が硬くならないように火にかけすぎず、貝の味が分かるように薄味で!)。
コタマガイは身に弾力があって、ダシも出ていて美味しかったです。これまで食べた中で何に似てるかと考えると、近縁なだけあってオキアサリに似ている気がしました。うん、オキアサリより美味しかったかもしれません。今度はもう少しまとまった数で食べてみたい!